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  Total:
  Figure <SOLO式フィギュアモールド使用法>

グレイスカルピーによる、オーロラモデル製フィギュアモールドの使用法を解説します。
このフィギュアモールドに粘土を押し付けて、素体の形を写し取ることにより、フィギュア製作の作業効率が大幅にアップします。また、このモールドを使えば初心者でも簡単に、フィギュア製作を楽しむことが可能です。
この作例では1/32スケールのリアル女性素体の型を使用しています。

使用法映像
よく練ったグレイスカルピー、ヘラ、そしてフィギュアモールドを用意します。
まずは顔の部分から粘土を押し付けていきます。粘土を適量とって、顔の鼻の部分に
入れやすいように、先を縒って尖らせておきます。

ここで、なぜグレイスカルピーなのかをご説明いたします。大きなフィギュアなら別として、
小さなフィギュアを製作するとなると、粘土のきめの細かさも重要になってきます。
その点、このグレイスカルピーは滑らかで、程よい粘りもあるためシリコン型からの
型離れも良く、適しています。また焼成するまで硬化もしないので、思い通りの形が出るまで
存分に作業する事が可能です。加えて切削性の良さも、お勧めする理由です。
まずは型の鼻の部分に、粘土の尖った先端を注意深く差し込んで、しっかりと押し付けます。
きれいに型を取るには繊細なモールドが施された顔の部分が一番難しいため、丁寧に作業します。
更にヘラでしっかりと、顔の部分に粘土を押し込みます。
型に密着するよう注意しながら、頭の方から粘土を押し入れていきます。
片手でしっかりと型を押さえ、押しつけた粘土が浮いてずれたりしないようにしてください。
余った粘土を手繰ってまぜながら押し込むようにして、下の方に向って押しつけていきます。
そのまま足先まで粘土を埋めていきます。頭から順に足まで埋めたところで、今度は
足先の方向から粘土を足して、端の隙間を埋めるようにしっかりと上に向かって押しつけてください。
粘土を足しながら、上からしっかりと押さえつけます。フィギュアモールドは半面のみの
モールドしか取れないので、背面は自分で製作しなければいけません。
背面の形を想像して、ある程度のボリュームが出るように粘土を盛り上げておきます。
いよいよ型から粘土を取り外します。まずは一番繊細なモールドの頭の方から取り外します。
シリコン型の上下をしっかりと持って、柔らかい粘土が歪まないように型の方をそらしながら注意深く外します。
画像右は型から外した状態です。細部のモールドが綺麗に出ているので成功と言えるでしょう。

胸の部分に粘土のシワが出てしまいましたが、粘土の練具合や押し付けた時のよれ具合によって
出てしまいがちなので、そうならないように出来るだけ丁寧な作業を心がけて下さい。
このあと、服を着せたり、顔をいじったり、好きな風に改造して自由にフィギュア作りをお楽しみ下さい(^o^)/
最後に・・・一番難しい顔の部分のおさらいです。特に鼻が欠けやすいので
型に密着するように、しっかりとヘラで押し付けてくださいね♪

この後のフィギュア製作の工程は、SOLO式フィギュア製作法 にてご紹介しています∠(^−^)
 
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