how to paint

筆によるヘキサシステムの塗装法

エアブラシを使えば簡単に雰囲気を出して塗装できるとはいえ、
道具をそろえたりエアブラシを吹く環境を整えるのは、ちょっと大変かもしれません。
そこで!ここでは筆だけで塗装するオススメの塗料と塗装の仕方をご紹介します。

用語の説明
ドライブラシ : かすれたかんじにペイントする技法のことです。
まず、使い古した筆などに濃い目の塗料を含ませてから新聞紙などに塗りつけて塗料を落とします。
残った塗料で、凸部に塗料が付くように筆先だけで塗ると、きれいにドライブラシできます。

ウォッシング : 薄めた塗料で、全体を洗うように塗装する技法のことです。
溶剤でしゃぶしゃぶに薄めた塗料を全体にかけると、凹部に塗料がたまって陰影を強調することが出来ます。
HEXSYSTEMダンジョン&フロアタイル<石畳> フロアタイル<グラウンド>
フロアタイル<ウッドフロア> フロアタイル<レンガ>
「ヘキサシステムダンジョン」 石壁と石畳の塗装法

使用カラー

@タミヤアクリル
  XF-54 

Aタミヤアクリル
  XF−19

Cタミヤアクリル
  XF-1 XF-24

  タミヤアクリル溶剤

※ここで紹介している
塗料の色はあくまで
一例です。
このほか様々な色の
組み合わせで、
全く違った雰囲気に
仕上がりますので、
いろいろお試しして
みてください(^_^)/
@タミヤアクリルカラーXF-54 ニュートラルグレーで
  下地の凹んだ部分の黒を残しながらドライブラシをする。
 
  これで充分!って方は、ここで完成ってことにしても
  構わないと思います。更にグレードアップをさせたい
  場合は、以下の手順を追加してください。
Aタミヤアクリルカラー XF-19 スカイグレイで、
  先に塗ったグレイが残るようにハイライトとして
   ドライブラシをかけます。

CタミヤアクリルカラーXF-1 フラットブラックと
  XF-24 ダークグレイを4:1で混ぜたもので
  ウォッシングをします。

これで完成です!エアブラシで塗装したものと比べても
手間はかかりますが遜色の無い仕上がりです。


@ACと、エアブラシ
塗装の仕上がりの比較。
お好みの段階・塗装法で
どうぞ(^_^)


エアブラシ塗装と筆塗りとの比較です。
(左がドライブラシ、右がエアブラシ塗装)

その他、扉の柱パーツや階段なども、
同じ方法で塗装出来ます(^o^)/

@ACを並べて
みました。
フロアタイル<ウッドフロア>の塗装法

使用カラー
@タミヤアクリル
  XF-52 

Aタミヤアクリル
  XF−59
@タミヤアクリルカラーXF-52 フラットアースで
  下地の凹んだ部分の黒を残しながら、ドライ
  ブラシをかけます。
 
  これで充分!って方は、ここで終わりにして構いません。
  原型のモールドを深めに入れているので、ドライブラシを
  1色かけるだけでも、良いかんじの木の床に仕上がります。
  もうひと手間かけて色の深みやメリハリをつけたい場合は
  以下の手順を追加してください。
AタミヤアクリルカラーXF-59 デザートイエローで
  先に塗った色が残るくらいの気持ちで、軽く
  ドライブラシをかけます。


  これでちょっと@よりも明るい色の木の床が完成です!
  左は@とAとエアブラシ塗装をしたものとの比較です。
  お好みの塗り方でどうぞ(^o^)/
フロアタイル<グラウンド>塗装法
使用カラー
@
タミヤアクリルカラー
  XF-59 
Aタミヤアクリルカラー

  XF−52
  タミヤアクリル溶剤
B
タミヤアクリルカラー
  XF-57
@タミヤアクリルカラーXF-59 デザートイエローを
  全体に筆で塗ります。
 
  ここでは平筆に濃い目の塗料を付けて
  べったり塗ってしまって構いません。 乾いてから
  もう一度塗ると、下地の黒が透けなくなります。
AタミヤアクリルカラーXF-52 フラットアースを
  溶剤で薄めたものでウォッシングをします。


 これで充分!って方は、ここで完成ってことにしても
  構わないと思います。更にグレードアップをさせたい
  場合は、以下の手順を追加してください。
B タミヤアクリルカラー XF-57 バフで、
  全体にドライブラシでハイライトを入れます。

これで完成です!良い具合のベージュ系の地面の
雰囲気を出す事ができました。


左の画像はエアブラシで塗装したものとの比較です。
使用塗料が違うので色味も違いますが、雰囲気的には
Bの段階まで仕上げた方が、自然な仕上がりに
なるようです。どの段階まででも、お好みでどうぞ(^_^)/
フロアタイル<レンガ>塗装法

使用カラー
@タミヤアクリル
  XF-9 
Aタミヤアクリル
  XF−52

塗装比較
エアブラシ塗装
との比較
@ タミヤアクリルカラーXF-9 ハルレッドで、下地の
  凹んだ部分の黒を残しながらドライブラシをかけます。
 
  これで充分!って方は、ここで終わりにしてOKです。
  赤みがかった茶色のレンガに仕上がります。
  もうひと手間かけて色の深みやメリハリをつけたい場合は
  以下の手順を追加してください。
A タミヤアクリルカラーXF-52 フラットアースで
  先に塗った色を残すくらいの気持ちで、軽く
  ドライブラシをかけます。


  これでちょっと古びたかんじのレンガの石畳になりました!

  左は@とAとエアブラシ塗装をしたものとの比較です。
  エアブラシの方がしっかりマットに仕上がりますが、
  筆塗りの方が色の深みは出るかんじです。
  お好みの塗り方でどうぞ(^o^)/



@とAの比較
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