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Figure <SOLO式フィギュア製作法> Summer, 2007
通常フィギュアを製作する場合、針金などでまず骨組を作ってからその周りに粘土を盛り付けて
肉を付けていくやり方が多いと思いますが、自分の場合はどんなスケールのフィギュアでも、
骨を入れずに製作します。

グレーズカルピーを練って板状に延ばしたものの上に、スケッチ感覚でフィギュアの形を作っていきます。
粘土の塊に、盛る・・・というか、削り出す・・というか、とにかくフィギュアの前半分を粘土の塊上に
半面レリーフ状(?)に作ります。作例は100mmサイズ。右画像はタミヤ製の1/16フィギュアとの比較です。
スカルピーを硬化させず、このままの状態で出来るだけ作り込みます。
柔らかいまま作業しているので、ポーズ変更やプロポーションの調整が自由にできます。(^^)
頭部も出来るだけ柔らかいままで作り込みます。その時に頭髪もモールドしてしまいます。
早く焼いてしまいたい気持ちを我慢してください。今丁寧に作業しておいた方が、後がずっと楽になります。
これ以上、柔らかいままでは無理!!!ってところまできたら・・・・・焼きます♪d( ̄ー ̄)
まずは、後ろの塊を削ぎ落とします。カッターナイフでスパッと削ぎましょう!
この時、背面をなるべく平らにして削がないと、焼いた時に歪んでしまうので注意して下さい。
そのままペタっと置いて、焼成します。左画像ではいらなくなったシリコン型を敷いています。
焼成時に歪まないように、耐熱性があって平らなものの上に載せて焼くようにしましょう。
グレースカルピーは家庭用オーブンで簡単に焼けますが、一気に焼き上げようとすると焦げる事も。
様子を見ながら加熱するようにして、焦がさないように注意してください。
上にアーチ状にしたアルミホイルを被せるなどすると、焦げにくくなります。

硬化後、まずは後頭部の形を削り出します。 (画像中央)
そして削いだ背面のエッジ部分から削って、後ろ面を作っていきます。
足から上へと作業を進めます。不要な部分を落しながら、削って形を作っていきます。
脚の削り出しが終了、左の脇部分も不要な粘土が無くなりました。
最後に右腕部分の作業・・・・・・これで削り出しの作業はひととおり終了です。o(^-^)o
側面と後面の状態です。
上方、そして下方より。
この後、背面にも粘土を盛って形を出してゆき、全体の形を整えて仕上げていきます。
Copyright 2008 solo
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