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<メタル手流し用シリコン型製作法 >
メタル手流し注型用の両面シリコン型の製作工程を紹介します。 (・_・)
キャスト注型とは異なり、メタルの自重による型への流れ方を考慮して製作しなくてはなりません。
ここではオーロラモデルファンタジィシリーズ「シーフの娘」を例にとって
メタル用の型の作り方をご紹介します。 |
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メタル用の型はキャスト用の型と、何が違うのか・・・
それは注型材料の重量で、型内部の空気を追い出すということです。
どこからどのようにメタルが流れていくのかを考えた上で、原型の埋め方を決めます。
今回のフィメールシーフは土台中央から材料を注入、脚〜胴体〜頭〜腕〜松明、という順序で
材料が流れていくように、フィギュアの位置と向きを決めました。
平らに延ばした油土に、原型の半面を埋めます。(^^)
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湯口、空気抜きのゲートを書き込みます。b(・_・)
さかさまにしてみるとわかり易いと思います。
中央の部分に材料を注入します。材料は台座から胴体を通り肩で二手に分かれ、
一方は頭へ、他方は右腕へと流れていきます。
原型内部での材料が流れていくうえでの最終末端部分には
空気抜きのゲートを作ってやるわけです。\(^−^)b
次にゲートの邪魔にならないように合わせダボを作ります。
原型のまわりには小さなダボ、それ以外の場所には大きめに作っておきます。
斜線部分が湯口。
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合わせダボを全体につけていきます。
大きい方は、筆の反対側でぐりぐりっ♪と。
深過ぎると空気抜きを彫る時に邪魔になりますので、適度な深さにします。(^^)
全体に入れ終わりました。∠(^−^)
用意しておいたプラ板の枠をはめ込みます。
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今回は同時に他の型取りもしました。(布袋と壁の松明)枠をはめた状態です。
このままシリコンを流してしまうとシリコンの自重でプラ板が曲がり、
下側から漏れてしまいます・・・・。v(+_+)v
なので、輪ゴムとシリコンの欠片でプラ板四面の中央部を押さえます。
こうしてシリコンゴムを流す準備が整いました。
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シリコンに硬化剤を添加し、よく撹拌〜まず筆で原型の表面に塗布していきます。
原型の奥まった部分から塗り、気泡を追い出します。
大量に塗らないのがコツ♪d( ̄ー ̄)
画像二枚目程度塗ったら、あとはシリコンを全体に流し込みます。
これでひとまず終了、固まるのを待ちます。 |
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シリコンが完全硬化したら、プラ板枠を外します。
裏返すと・・・・こんな状態。 d(^。^)
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そして、油土を取り除くのですが・・・
この時に流したシリコンから原型が外れてしまわないように注意します。
シリコンの側を下にして置いたままの状態で作業すれば、うまくいくでしょう♪
まず、こちらは松明の型。原型の無さそうな部分から外していきます。
原型まわりは多少油土が残ります。丁寧に取り除きます。\(^−^)b
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